魯肉飯（ルーローハン）

　夏が終わり、朝晩が少し肌寒い季節になってきました。こういう時に、食べたくなるのはみなさんは何ですか。私は少し寒くなると台湾料理のルーローハンが食べたくなります。以前にもルーローハンを作って家族に食べてもらったことがあるんですが、豚バラブロックを１cm角くらいに切ってみたんですが、子供たちにとっては脂がキツいみたいで残してました。なので、今回は、豚の細切れを使って作ってみます。材料は、豚の細切れと、玉ねぎ、玉子、ネギ、生姜、ニンニク、小松菜です。

　はじめに、ゆで卵を作っておきます。沸騰させたお湯に大体8分くらい卵を茹でて殻を剥いておきます。次に、玉ねぎを薄くスライスします。ネギは小口切りにして、生姜とニンニクはすりおろしておきます。豚バラはさらに細切れにします。次に、フライパンに油をひいて、温めた後で、ネギを入れて、玉ねぎも入れてしんなりするまで、炒めます。そのあと、ネギと玉ねぎをフライパンの脇に寄せて、豚肉を入れて炒めます。豚肉に軽く火が通ったら生姜とニンニクも入れます。次に、塩と胡椒で軽く味付けして、さらに、五香粉（ウーシャンフェン）を結構多めに入れたらバッチリです。そして、シャンタンを小さじ１杯、醤油を大さじ２杯、お酒大さじ２杯、砂糖大さじ１杯入れて水を入れます。ネギの頭の部分を潰して入れて、ゆで卵も入れて、じっくり煮ます。この時は、１時間くらい煮詰めました。出来上がったら、ご飯に盛り付けて、最後に青物として小松菜を茹でたのを添えたら見栄えもいい感じになりました。食べてみて思うのは、日本の牛丼の台湾版みたいな感じですね。今回は、子供たちも脂の量が丁度いいのか全部残さず食べてくれました。嬉しかったです。また、そのうち作ろうって思えるいい料理です。